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日本語コンテペ、日本語学習者の皆さんをいつもいつも応援するポッドキャスト。
今日は「のろのろ」とか「ねばねば」とかについて。
はいはいはい、またまたまたまた日本語コンテペオノマトペシリーズ。
大事ですからね。頑張りましょう。
「のろのろする」
「のろのろする」というのは「遅い」ということです。
とても遅い。悪いことですね。
例えば朝、僕の子供が学校に行く準備をします。
でもなんかのろのろしてるんですね。
遅い。
で、僕は、僕とね、僕の奥さんはいつも「早くしなさい」
「遅れるよ」「学校に遅れるよ」
「のろのろしてないで早くして」と言います。
「のろのろする」というのは本当に「遅い」
とてもネガティブなニュアンス。
「遅い」「のろのろする」
「ねばねば」
これもちょっと嫌なオノマトペですね。
「ねばねばする」というのは
なんかこう、納豆とかね。
納豆はねばねばしてる。
納豆はおいしいですね。
僕は納豆は大好き。
だから納豆の「ねばねば」は嫌いじゃないですけど
他のことですね。他の「ねばねば」はだいたい気持ち悪い。
何かこう、例えば
まあ、ねばねばするもの?
何か、やっぱり子供が
なんかこう、食べ物とかをこぼして
そして、なんかこう
テーブルのところがねばねばしてしまったり
ちょっとこう、砂糖とかね。
砂糖。
砂糖のあるものが
テーブルとかにつくとちょっとねばねばしますね。
はい。ちょっとジェルのような
ちょっとスライミーな感じ?
それをねばねばと言います。
嫌な感じ。
はい。
次、ねちねち。
ねちねちというのは
これはちょっと説明が必要ですね。
同じことをしつこくしつこく言うことですね。
例えば、ちょっと嫌な人ですね。
嫌な人。
ねちねち、ねちねち、同じことを言う。
例えば、誰かがね。
まあ、例えば僕が
こう、一回だけね。
一回だけ何かを間違ってしまった。
そうすると、誰かが
「あー、てっぺんはいつも間違える」
「間違える、また間違えた」
「もう、あなた間違えすぎ」
「もう、間違えないで」
「もう、間違えるのダメ」
もう、で、僕がね。
「いや、ごめんごめん」
「あの、もう間違えない」
「ごめんごめん」と言っても
「あなたはいつもそうやって」
「謝ってるけど、また間違えた」
そういう風にねちねち、ねちねち、しつこく
同じことを言う。
すごく嫌な感じですね。
なので、ねちねちというのは
同じことをしつこく何度も何度も何度も言う感じ。
嫌な感じがします。
のろのろ、ねばねば、ねちねち。
ちょっとあの、全部嫌な感じがしましたけど
オノマトペはいつも
いい感じとか、嫌な感じ。
そういうのを表現します。
とてもいろいろなニュアンスがありますから
まあ、頑張って勉強していきましょう。
それではまた皆さん、
チャオチャオアスタロイゴ、またねまたね。
またね。