1020_「流暢(りゅうちょう)に話したい人について!」
00:25はい、みなさん、こんにちは。 日本語コンテッペの時間です。
00:31流暢に日本語が話したい人は、手を挙げてください。
00:39流暢に日本語を話すというのは、ペラペラということですね。ペラペラ。
00:47ペラペラになりたいですか? 日本語がペラペラになりたいですか?
01:15この前、僕が奥さんと一緒にカフェに行きました。
01:25カフェに3人組、3人ですね。3人の男が入ってきました。
01:443人は席に座って、日本語を話し始めました。
01:54びっくりするぐらい、流暢な日本語でした。
02:02若い男の人。まだ多分20、25歳ぐらいかな。もっと若いかな。23歳、22歳。
02:22カフェを出た後に奥さんは僕に言いました。
02:33私はあんなにペラペラに話せる自信がない。話せる気がしない。
02:44どうしてあの人たちはあんなに日本語がペラペラなのだろう。
02:55あの2人はあなたよりも、君よりも、もっともっとたくさん間違えたんだよ。
03:04もっともっとたくさん話して、もっともっとたくさん間違って、でももっともっと話して、でももっともっと間違えて。
03:14ノンネイティブスピーカーがネイティブスピーカーに近づくため、たくさん間違えないとダメなんですね。
03:25たくさん間違えて、たくさん話して、でも間違えて、でも話して、でも間違えて、それを何度も何度も繰り返すしかないんですよね。
03:36ペラペラになった人たちは、皆さんよりももっともっとたくさん間違えている。もっともっとたくさん恥ずかしい思いをしている。
03:52だから、たくさん間違えてください。たくさん話してください。そしてたくさん恥ずかしい時間をたくさん過ごしてください。
04:02いい、大丈夫です。それはプロセスです。それは日本語がうまくなるための必要なことなんですね。必要なこと。
04:14もし、日本人と話して、普通の日本人と話すのがちょっと恥ずかしい人は、先生を探してください。日本語の先生を探してください。
04:26先生たちは、間違えるのはわかっています。先生たちにとって生徒が間違えるのは普通のことです。間違えないのは変です。間違えることが普通のことです。
04:43だから、先生を探してたくさんたくさん話してください。そしてたくさんたくさん間違えてください。そして間違いを気にしないでください。これが大事です。間違いを気にしないでください。
04:59間違いを気にせずにもっともっと話してください。
05:03気にしないというのは、僕は間違ってしまったということだけじゃなくて、間違いでストップしないでください。
05:14先生、今の間違いを教えてください。そんな必要はないです。
05:20大きい間違いは質問してください。大きい間違いはストップしてもいい。でも小さい間違いで会話をストップしない方がいいと思います。
05:33小さい間違いは気にしないでいいです。小さい間違いは自然になくなっていきます。理由は僕もよくわかりません。
05:43でも、小さい間違いは勉強しなくても消えていくんです。だから心配しなくても大丈夫です。
05:52小さい間違いを気にせずにたくさん話してください。フォーカスするのは間違いじゃなくて、フォーカスするのはトピックです。
06:01もし音楽の話をしてたら音楽の話に集中してください。もし漫画の話をしてたら漫画の話に集中してください。
06:11トピック、コンテンツに集中してください。意見とか感情とか、そういうことに集中してください。
06:22そうすれば少しずつ日本語の小さい間違いは消えていきます。理由はよくわかりません。消えていきます。
06:32だから小さい間違いを気にせずに、小さい間違いには集中せずにフォーカスしなくても大丈夫です。
06:45トピック、楽しい話、悲しい話、いろいろあるけどそのトピックに集中してたくさん話してください。たくさん間違えてください。
07:04チャオチャオアストラギア語、またねまたね。またね。